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葉山ユリ – さようなら また あした / なみだ [1972]
さようなら また あしたは、葉山ユリが1972年に発売したセカンド・シングルです。B面は、なみだ。
さようなら また あした / なみだ のデータ
タイトル | さようなら また あした | 作詞:有馬三恵子 作曲:鈴木邦彦 |
カップリング | なみだ | 作詞:有馬三恵子 作曲:鈴木邦彦 |
リリース年 | 1972年10月 | |
品番 | BS-1620 | |
レコード会社 | キングレコード |
さようなら また あした / なみだ の詳細

週刊少女コミック 1972年11月5日号より
さようなら また あした / なみだは、17歳の葉山ユリが1972年(昭和48年)に発売したセカンドシングルです。
デビューシングル “大人同志” から数か月経って、秋口の10月に発売された “さようなら また あした” で、TBS「8時だょ!全員集合」や、NETテレビ(現テレビ朝日)の歌謡番組「ベスト30歌謡曲」、関西ローカルのお笑い番組へのゲスト出演していたようです。
このあと、クリスマスがせまる12月に初のファーストアルバム14曲入り『あこがれ』を発売することとなります。
さようなら また あした / なみだ の楽曲
さようなら また あした / なみだ の楽曲は、2曲とも作詞が有馬三恵子で、作曲が鈴木邦彦です。
前作のB面 “熟れた果実” 同様の、キャッチーで明るいA&M洋楽系のアップテンポ “さようなら また あした” は、70年代初期の洋楽を模写して大ヒットした筒美京平サウンドに近づいたようなナンバー。
「どこかにすてきなこと ありそうで なんにもないの」と歌う葉山ユリの歌声は、前作よりもキッチュでかわいらしく語尾をひねらせて、当時ヒットしていた平山三紀の影響もうかがえます。
B面 “なみだ” も、同系統のA&M系洋楽歌謡ですが、「つらいことは だれでもいやよ だけどもなぜか わかれたふたり」と恋の終わりを、軽快なバックに乗せて、当時17歳の葉山ユリがアルトボイスを使って大人っぽく歌いますが、語尾をつっぱねるような発音は、まだまだあどけなさが残ります。